日本IBM、現状分析から運用まで包括するITIL関連サービス

日本IBMは、これまで個別に提供してきたITIL関連サービスを包括サービスとして体系化した。

» 2005年08月05日 12時12分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは8月5日、これまで個別に提供してきたITIL関連サービスを包括サービスとして体系化したと発表した。

 新たな「IBM ITILソリューション」では、ITILのITサービスマネジメントをベースに「現状分析」「戦略立案・全社レベル最適化」「IT資源の最適化」「レジリエンス/災害対策&セキュリティ」「サービスデスク構築支援」「ソフトウェア開発インフラ構築支援」「人材育成・啓蒙」の7分野、全41サービスメニューに分類。顧客が最適なメニューを選択できるようにした。

 災害や障害時のビジネスへの影響を最小化し、迅速な回復を図りたいという場合には、「現状分析:ITIL運用診断と実行計画案策定」「戦略立案・全社レベル最適化:ITILベースの運用プロセス設計/構築」「IT資源の最適化:サービス管理プロセスの構築と運用」の3メニューを組み合わせることで、現状分析から、設計、構築、運用まで一貫したサービスを受けられるようになる。

 9月から、ITサービスマネジメント導入に向けたアセスメントを体験できるプランニングセッションを開始する。価格は150万円を予定している。

 今後、具体的なITIL実装手法として、米国では5月に発表しているシステム運用管理ソフト「Tivoli」を活用した「ITサービス・マネジメント・ソリューション」を組み込んでいく。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ