米国情報を共有するブログやSNS搭載「america Club」プレオープン

ドリームアンドフューチャーは、「アメリカ」が体感でき、現地情報を日本語と英語で提供するコミュニティポータルサイト「america Club」のプレサイトを8日にオープンした。

» 2005年08月08日 23時46分 公開
[ITmedia]

 英語教育や留学サポートを行うイー・エル・エスジャパンの関連会社でインターネットメディア事業を行うドリームアンドフューチャーは、「アメリカ」が体感でき、現地情報を日本語と英語で提供するコミュニティポータルサイト「america Club(アメリカクラブ)」のプレサイトを8月8日にオープンすると発表した。9月1日にグランドオープンする。利用料金は無料。

 america Clubは、アメリカに特化した旬な情報とブログやSNSを通じたコミュニティ、および「体感」を提供する新機軸のサイト。SNSやブログ機能を持つテキストサイト「america Club」、映像とアニメーションを駆使したインターフェースと、ユーザーの声に反応する音声認識機能を持つビジュアルサイト「america Club NAVI」(アメリカクラブ ナビ)の2つのサイトで展開される。

 america Club NAVIでは、旅先でのレンタカーショップでの受付、エアポートでの航空券の手配など、場面ごとのやり取りをわかりやすいアニメーションと英語ナレーションを使って再現する。ユーザーは、音声認識ソフト「AmiVoice」を使い、英語で会話しながらストーリーを進めていく。ユーザーはアメリカを肌で感じるとともに、ストーリーを辿っていく過程で英語に触れ、英会話に慣れることが可能となり、アメリカ現地時間にあわせて主要都市をリアルタイムに体感することもできる。RSSによるニュース配信も行われる。

 さらにamerica Club上で展開する現地ライターのブログを通じて旬な現地情報を集めたり、アメリカ在住の現地ユーザーも参加するSNSを通じて情報交換をしたり、アメリカクラブカテゴリ、厳選されたトリビア情報などから様々な情報を得ることができるのだ。また、投稿でポイントが獲得可能なポイントバンク機能も提供。

 また、マーケティング的にもあらゆる企業がスポンサーとして参加可能となっていて、「アメリカ」というキーワードによって、新しい販売チャンネルの構築や潜在層へのマーケティングも行えるという。

 その1つとして、america Club NAVIにおけるオリジナル体感コンテンツを使って、そのまま購入や予約などユーザーのアクションを促すことが可能な新しい広告プログラムとなる。旅行やショッピングなど様々なライフスタイルに沿った広告展開など、多種多様な企業のニーズを開拓できると想定されているという。すでにアメリカ最大のレンタカー会社Hertzが広告主として決定しており、急増するアメリカ企業の広告出港需要にも応えることができるサイトとなっているとのこと。

 americaClubオープンにあたって、「アメリカの好きな都市にいける!アメリカ旅行プレゼント」オープニングキャンペーンを9月15日まで開催。期間中に無料の会員登録をしたユーザーの中から抽選でアメリカの好きな都市に行けるという。また、アメリカ現地情報をサイト上でレポートする「アメリカクラブ特派員」も募集中。

 ビジュアルメインの部分と、ブログやSNSなどテキストメインの部分とが融合したコミュニケーションサービスで、アメリカと日本を結ぶ新しい掛け橋となり得るのか、今後に注目される。

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