帳票処理やCOBOLアプリをWebアプリ上で実現、東芝ソリューション

東芝ソリューションは、Webアプリケーションの画面操作性を高めるミドルウェア「FlyingServ J-Frame Server」に2つのオプションを追加した。

» 2005年08月09日 21時33分 公開
[ITmedia]

 東芝ソリューションは8月9日、Webアプリケーションの画面操作性を高めるミドルウェア「FlyingServ J-Frame Server」の機能を強化するオプション製品、「J-Frame Server 帳票オプション」と「J-Frame Server COBOLオプション」を発表した。

 FlyingServ J-Frame Serverは、サーバ側でWebアプリケーションと連携した画面制御アプリケーションを稼動させることで、クライアント/サーバシステムが備えていた操作性を実現するミドルウェア。Webアプリケーションのメリットを生かしつつ、従来型クライアント/サーバシステムのインタフェースを踏襲できる点が特徴だ。

 新たに追加されたJ-Frame Server 帳票オプションを利用すれば、業務上必須となる帳票処理をWebアプリケーションに組み込むことができる。帳票レイアウトをそのまま入力画面として利用したり、画面上で印刷プレビューを行い、そのまま印刷を実行することが可能だ。しかも、帳票レイアウトと印刷を実行するアプリケーションを分離して設計できるため、帳票レイアウトに柔軟性を持たせることができる。

 またJ-Frame Server COBOLオプションは、COBOL言語で構築された業務アプリケーションをWebアプリケーション上で利用できるようにする。COBOLで書かれたバッチ処理やサブルーチンをJ-Frame Serverの画面処理アプリケーションから呼び出し、Webアプリケーション上で操作、データ連携を行える。

 価格には、CPU単位のライセンスとサーバ/ユーザー数に応じたライセンスの2つの体系がある。FlyingServ J-Frame ServerはCPUライセンスが135万4500円、サーバライセンスは68万2500円。帳票オプション/COBOLオプションはCPUライセンスが84万円、サーバライセンスは42万円。ユーザーライセンスはいずれも共通で16万8000円から。

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