JBCC、災害対策ソリューションを拡充

日本ビジネスコンピューター(JBCC)は、地震をはじめとする天災に備えた災害対策/セキュリティ対策ソリューションを拡充する。

» 2005年08月18日 22時23分 公開
[ITmedia]

 日本ビジネスコンピューター(JBCC)は8月18日、地震をはじめとする天災に備えた災害対策/セキュリティ対策ソリューションを拡充することを発表した。災害やシステム障害が発生した場合でもITシステム、ひいてはビジネスそのものの停止を最小限に抑える仕組みを実現するという。

 ソリューションの1つは、8月4日に発表されたばかりの「CustomerVision / High Availability」。ミラーリングによりリアルタイムのデータ保護を実現し、災害時の迅速な復旧やメンテナンスなどによるダウンタイムの最小化を図る。価格は200万円から。

 また「除震装置 ISO-Base」は、サーバ類を格納したラックの下に組み入れて、地震による振動や衝撃を除去する製品。1セットで最大1360kgまでの荷重に耐えることができ、阪神淡路大震災に相当する振動を除去/減少することが可能という。価格は要問い合わせ。

 JBCCはまた、災害/システム障害時の対応を支援する「システム運用監視サービス」や自家発電設備/耐震性能を備えたデータセンターサービス「JBCC Internet Data Center」といったマネジメントサービスを通じてシステム運用を支援するほか、情報漏えい防止の観点から、ホストエミュレーションツールを搭載したシンクライアント製品「Secure Terminal」も提供していく。

 同社は8月下旬以降も、災害対策/セキュリティ対策ソリューションの充実に努めていくとしている。

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