ジェトロニクス、IP電話や無線LANの品質評価／診断サービスを提供

ジェトロニクスは8月末より、企業に導入されたIP電話や無線LANの品質を評価し、改善方法を提案する診断サービスを開始する。

[ITmedia]

　ジェトロニクスは8月22日、企業に導入されたIP電話や無線LANの品質を評価し、改善方法を提案する診断サービス「Getronics Analysis Services for Network Stability」（GANS）を8月末より提供することを発表した。

　同社はこれまで、IP電話や無線LAN構築のための製品／サービスを提供してきたが、新たに、ネットワーク化同時の品質を総合的に診断するサービスを提供することで、問題解析と安定したIPネットワークの稼動を支援する。サービス提供に当たっては、ClearSightやAirMagnet、VIVINET ASSESSORといったネットワーク解析ツールを利用する。

　GANSには3つのサービスメニューが用意されている。1つは、IP電話の通話品質や接続性を評価し、改善方法を提案する「IP電話品質診断サービス」。IP電話導入前の品質予測だけでなく、導入後の品質診断にも利用できるといい、8月31日より提供される。

　また、無線LANの電波強度や漏えい状況、パフォーマンスを評価する「無線LAN評価サービス」、IPネットワークの通信不調やWebアプリケーションのパフォーマンスに関する問題の解析、解決を支援する「IPネットワーク分析サービス」も提供される。

　ジェトロニクスは同サービスを、IPネットワークを導入している企業向けに提供するだけでなく、そうした企業にサービスを提供している通信事業者やネットワークインテグレータを支援する形で販売していく計画だ。