ネットワールド、インストーラ開発ツールの最新版エントリーモデルを発売

ネットワールドはインストーラ開発ツール「InstallShield 11」のエントリーモデルとして「InstallShield 11 Express日本語版」を9月6日から販売する。

» 2005年08月23日 13時34分 公開
[ITmedia]

 ネットワールドは8月23日、インストーラ開発ツール「InstallShield 11」のエントリーモデルとして「InstallShield 11 Express日本語版」を追加し、9月6日から販売することを発表した。

 InstallShieldは、インストーラ開発ツールのデファクトスタンダードとして多くのソフトウェア開発者に利用されているMacrovision社のソフトウェア。今回発表されたエントリーモデルのほか、Oracleをサポートし、64ビットファイルのインストールや登録が可能でクロスプラットフォーム対応なスタンダードモデル「InstallShield 11 Professinal Edition」および、マルチリンガルサポートや体験版作成機能まで網羅した最上位モデル「InstallShield 11 Premier Edition」が用意されている。動作OSはWindows 2000/XP、Windows Server 2003。

 「InstallShield 11 Express日本語版」では、これまでエントリーレベルとして用意されていた「InstallShield X Express Edition」ではサポートされていなかった部分、具体的には、パッチ配布の実行を容易にするMicrosoft MSI 3.1やIIS 6がサポートされたほか、評価版を製品版にアクティベートするプロセスを提供する機能が追加されている。

エントリーモデルでもMSI 3.1がサポートされた

 価格はオープン(同社オンラインショップで8万1900円)。また、サブスクリプションと10インシデントのサポートをセットにした「InstallShield 11 Express日本語版 メンテナンスパック」も提供する。こちらの価格は16万6950円。いずれの製品もアップグレード版が用意される。出荷開始は9月中旬の予定。

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