PFUは8月24日、Advanced TCA(ATCA)に対応した10ギガビットスイッチボード「AM730」を発表した。
PFUは8月24日、次世代通信機器やブレードサーバ向け標準規格であるAdvanced TCA(ATCA)に対応したスイッチボード「AM730」を発表した。
AM730は10ギガビットイーサネットを12ポート搭載でき、バックプレーン容量は最大240Gbps。同社と富士通研究所、フジツウ・ラボラトリーズ・オブ・アメリカが共同で開発した10ギガビット対応レイヤ2スイッチ「XGシリーズ」と同じチップを搭載しており、ポート間のレイテンシ(遅延)を最大で450ナノ秒に抑えている。
PFUでは、キャリアがアナログ交換機からIPベースへとインフラの移行を進めつつある状況を踏まえ、ATCA対応のAM730を投入する。価格は200万円で、11月30日より出荷を開始する。
PFUは同時に、同じくATCAに対応した組み込み用CPUボード「AM710」のほか、Pentium Mを搭載したハーフサイズのシングルボードコンピュータ「AM510」やCompactPCI CPUボード「AM530」もリリースした。シリーズ全体で、今後3年間で5万枚の売り上げを見込む。
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