Berry Japan、Linux開発支援団体設立へ

Berry Japanは自社のLinuxディストリビューション用のアプリケーションやデバイスドライバの開発を推進するための団体を設立する。

» 2005年08月25日 22時17分 公開
[ITmedia]

 Berry Japanは8月25日、Linux向けアプリケーション、デバイスドライバの開発者を支援する団体「Berry Development Backup Association」(BDBA)を9月1日に設立することを発表した。

 同団体は、高い技術力をもっているにも関わらず、一般的には認知の広がっていないフリーの開発者などの取り込みを狙う団体。設立当初は、自社のLinuxディストリビューションである「Berry OS」や「Berry OS Enterprise」向けのアプリケーションやデバイスドライバの開発に協力しようというユーザーに対して、機材支援、開発者のクレジット表示をはじめとするバックアップをしていく予定。

 将来的にはメンバー企業を募集し、BDBAを通じての開発物について、有機的に利用可能な団体にすることを視野に入れていることからも明らかなように、同団体はLinux開発支援団体というよりは同社のサポーターを増やすための団体であると考えられる。成果物をどのように取り扱うのかなど、対応が注目される。

 現時点では、同団体のWebサイトなども立ち上がっていないが、設立日には公開される予定。それらの情報はBerry Japanのホームページで告知される。

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