Asianux 2.0がリリース──製品出荷は11月前後

ミラクル・リナックス、レッドフラッグ・ソフトウェア、ハーンソフトの3社が進める「Asianux」のバージョン2.0がリリースされた。数カ月以内に製品として市場に登場する。

» 2005年08月26日 14時56分 公開
[ITmedia]

 日本のミラクル・リナックス、中国のレッドフラッグ・ソフトウェア、韓国のハーンソフトの3社は8月26日、「Asianux 2.0」の完成を発表した。今後数カ月以内にAsianux 2.0をコアとする各社の製品が出荷予定(「MIRACLE LINUX V4.0」のリリースは11月上旬予定)。

 「Asianux Inside」のLinuxディストリビューションは2004年6月に「Asianux 1.0」がリリースされて以来、延べ3万本以上が製品として出荷されている。そのユーザーには日本の早稲田大学のほか、先日発表された韓国の国家プロジェクトである国家教育情報システム(National Education Information System)などが挙げられる(関連記事参照)

 Asianux 2.0ではLinuxカーネル2.6を採用、LSB 3.0への準拠、CGL2.0の採用などのほか、ダンプ解析関連ツールの改善、GUI管理ツール「ReFineD」の実装といった保守面での改善も図られている。

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