ニイウスら、耐障害性を高めたDB2 UDBシステム構築パッケージを提供

ニイウスとUDB LINUXジャパンは、高い可用性を備えたデータベースシステム構築のためのパッケージ製品「DBサーバークラスターおまかせパック」の販売を開始した。

» 2005年09月01日 21時00分 公開
[ITmedia]

 ニイウスとその子会社であるUDB LINUXジャパンは9月1日より、高い可用性を備えたデータベースシステム構築のためのパッケージ製品「DBサーバークラスターおまかせパック」の販売を開始した。

 DBサーバークラスターおまかせパックは、日本IBMと東芝ソリューションの協力を得て、高可用性データベースの構築に必要なハードウェア/ソフトウェアに、UDB LINUXジャパンのシステム構築サービスを組み合わせたパッケージ製品。POWER5プロセッサを搭載したLinux専用サーバ「IBM @server OpenPower」にDB2 UDBを搭載し、さらに東芝ソリューションのクラスタソフト「DNCWARE ClusterPerfect」を組み合わせ、2週間の無償サポート付きで提供する。

 パッケージには、1台のサーバを論理的に分割して二重化する「シングルパック」と、サーバを2台用意する「デュアルパック」の2種類がある。いずれも、DB2が備えるデータ複製機能「HADR」(High Availability Disaster Recovery)と、DNCWARE ClusterPerfectを連携させることで、障害発生時のサービスの停止時間を最小化し、可用性を高めるという。

 顧客の環境に合わせてあらかじめ設定や動作確認を行ったうえで提供されるため、導入に要する手間や期間を省けることが特徴。価格は、シングルパックが798万円から、デュアルパックは1218万円から。

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