アズジェント、IP電話の段階的な導入をサポートする中小規模オフィス向けIP-PBX

アズジェントは、既存のPBXと共存が可能で段階的なIP電話の導入を可能にするIP-PBX製品「Apostra’ IPX-20」の販売を開始する。

» 2005年09月02日 20時48分 公開
[ITmedia]

 アズジェントは9月15日より、既存のPBXと共存が可能なIP-PBX製品「Apostra’ IPX-20」の販売を開始する。

 Apostra’ IPX-20は、1台当たり最大50台のIP電話機、20通話の同時接続に対応した中〜小規模オフィス向けのIP-PBX製品。保留/転送や留守番電話機能、ITSP/PSTN外線発信機能など、企業のPBXに求められる基本機能を提供する。より大規模な環境では、複数のApostra’ IPX-20を導入することで対応できる。

 特徴は、BRIインタフェースを通じて既存のアナログPBXと接続、連携できること。これにより、過去の資産をすべて捨て去ることなく、段階的にIP電話システムを導入することができる。また、IP電話における課題とされている緊急電話番号やネットワーク障害時への対応については、PSTNとの間に迂回路を作ることで対処できるという。

 Apostra’ IPX-20の価格はオープンプライス。アズジェントでは、予算の問題からIP電話に興味を持ちながらも導入に二の足を踏んでいた小中規模事業者を対象に、初年度100台の販売を見込んでいる。

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