So-net blogがAmazonアソシエイトに対応、AdSenseは強制へ

So-net blogは8日、「Amazonアソシエイト・プログラム」への対応と、ユーザーのブログへのAdSense広告表示、新機能追加を実施した。

» 2005年09月09日 22時59分 公開
[ITmedia]

 ソニーコミュニケーションネットワークが提供するブログサービス「So-net blog」は9月8日、アマゾン・ジャパンの「Amazonアソシエイト・プログラム」への対応と、ユーザーのブログへのAdSense広告表示、新機能追加を実施した。

 Amazonアソシエイト・プログラムへの対応により、So-net blogユーザーがブログで紹介した商品が該当サービス経由で売れた場合、ユーザーが報酬を受けることが可能となった。具体的な対応としては、管理画面へのアソシエイトID設定欄の追加、記事作成の際のAmazon.co.jpデータベースからの情報検索とリンクの挿入が可能となっている。

 また、ユーザーのブログページに、AdSenseの広告枠を表示させるようにもなった。こちらはSo-net blogがよりよいサービスを提供していくための広告枠と言い、非表示にすることはできない。

 ただし、この広告表示に関しては、ユーザーから「広告の表示位置が悪い」「デザイン的に非常に目立つ」「ブログの記事と一体感があるように見えて、文章と誤認しやすい」「広告の表示内容が悪い」という意見が寄せられており、次の対応策が取られることが9日に発表された。

 まず、デザイン面での問題は至急見直しを行ない、週明け早々に改善する。表示内容に関しては、対象広告から外すためのキーワードやドメインをリストアップして改善を図っていく。今後、何らかの形で広告表示・非表示の選択可能なオプションを提供することを検討する。

 さらに次の3機能が新たに追加されている。

 まず、ユーザーブログトップページの記事表示件数が、これまで10件で固定されていたものが、ユーザーで設定可能となった。次にユーザーブログのサイドバーにおける各機能の表示件数の設定も、これまで既定値で固定されていたものが、各項目ごとにユーザー設定が可能に。また、本文編集機能のうち「URL自動リンクと改行だけのシンプルな入力」におけるHTMLタグが、規定のもののみ利用可から、原則としてすべてのHTMLタグの利用が可能に変更されている。

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