マイクロソフトは9月16日、次期データベースサーバ「Microsoft SQL Server 2005」と統合開発環境「Microsoft Visual Studio 2005」の国内価格を発表した。
マイクロソフトは9月16日、次期データベースサーバ「Microsoft SQL Server 2005」の国内でのライセンス価格を発表した。同時に、最終プレビュー版となる「Microsoft SQL Server 2005 September Community Technology Preview 日本語版」を公開している。
11月17日にリリース予定のSQL Server 2005では、小規模システムを対象とした「Workgroup Edition」が新たに追加されるほか、可用性/信頼性の向上、データ統合/分析機能の追加やセキュリティの向上など、多くの機能強化が図られている。
マイクロソフトは価格設定にあたり、他のいくつかのベンダーが採用しているマルチコアCPU向けライセンスモデルは採用しない。CPUがデュアルコア、あるいはマルチコアであってもCPU単位で価格を設定するという。
公表されたSQL Server 2005のライセンス価格は以下のとおりだ。
製品名 | 推定小売価格 |
---|---|
SQL Server 2005 Enterprise Edition(大規模向け) | 290万8800円(プロセッサライセンス、Select A Level) |
152万7500円(サーバライセンス、25CAL) | |
SQL Server 2005 Standard Edition(中規模システム向け) | 69万8000円(プロセッサライセンス) |
20万6600円(サーバライセンス、5CAL) | |
SQL Server 2005 Workgroup Edition(小規模システム向け) | 45万100円(プロセッサライセンス) |
8万8700円(サーバライセンス、5CAL) | |
SQL Server 2005 Express Edition(MSDEの最新版) | 無償 |
SQL Server 2005 クライアント アクセス ライセンス(CAL) | 1万9800円 |
マイクロソフトは同時に、統合開発環境「Microsoft Visual Studio 2005」およびプロジェクトマネジャーやテスター向けのライフサイクル管理ツールを同梱した「Visual Studio 2005 Team System」についても価格を発表している。「Visual Studio 2005 Team Suite」のパッケージは150万円、「Visual Studio 2005 Professional Edition」のパッケージは12万8000円など。
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