マイクロソフト、SQL Server 2005とVisual Studio 2005のライセンス価格を発表

マイクロソフトは9月16日、次期データベースサーバ「Microsoft SQL Server 2005」と統合開発環境「Microsoft Visual Studio 2005」の国内価格を発表した。

» 2005年09月16日 16時48分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは9月16日、次期データベースサーバ「Microsoft SQL Server 2005」の国内でのライセンス価格を発表した。同時に、最終プレビュー版となる「Microsoft SQL Server 2005 September Community Technology Preview 日本語版」を公開している。

 11月17日にリリース予定のSQL Server 2005では、小規模システムを対象とした「Workgroup Edition」が新たに追加されるほか、可用性/信頼性の向上、データ統合/分析機能の追加やセキュリティの向上など、多くの機能強化が図られている。

 マイクロソフトは価格設定にあたり、他のいくつかのベンダーが採用しているマルチコアCPU向けライセンスモデルは採用しない。CPUがデュアルコア、あるいはマルチコアであってもCPU単位で価格を設定するという。

 公表されたSQL Server 2005のライセンス価格は以下のとおりだ。

製品名 推定小売価格
SQL Server 2005 Enterprise Edition(大規模向け) 290万8800円(プロセッサライセンス、Select A Level)
152万7500円(サーバライセンス、25CAL)
SQL Server 2005 Standard Edition(中規模システム向け) 69万8000円(プロセッサライセンス)
20万6600円(サーバライセンス、5CAL)
SQL Server 2005 Workgroup Edition(小規模システム向け) 45万100円(プロセッサライセンス)
8万8700円(サーバライセンス、5CAL)
SQL Server 2005 Express Edition(MSDEの最新版) 無償
SQL Server 2005 クライアント アクセス ライセンス(CAL) 1万9800円
ライセンス価格

 マイクロソフトは同時に、統合開発環境「Microsoft Visual Studio 2005」およびプロジェクトマネジャーやテスター向けのライフサイクル管理ツールを同梱した「Visual Studio 2005 Team System」についても価格を発表している。「Visual Studio 2005 Team Suite」のパッケージは150万円、「Visual Studio 2005 Professional Edition」のパッケージは12万8000円など。

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