Cisco、MacromediaのBreezeをライセンス

CiscoはMacromediaからライセンスを受け、中小企業向けのオーディオ/Webカンファレンス製品「MeetingPlace Express」にFlashベース機能を組み込む。

» 2005年09月21日 08時32分 公開
[ITmedia]

 米Macromediaは9月20日、Flash PlatformとBreezeのコンポーネントをCisco Systemsにライセンス供与すると発表した。Ciscoではこれを使って通信/カンファレンス製品にFlashベースのWeb会議機能を組み込む計画。

 BreezeはFlash Playerを通じて提供され、現在までにデスクトップPCや携帯デバイス約6億台にインストールされている。ソフトをダウンロードしなくても標準的なブラウザからアクセスが可能。Ciscoはまず、中小企業向けのオーディオ/Webカンファレンス製品「MeetingPlace Express」にFlashベース機能を組み込む。

 Macromediaと組んで広く普及しているFlash Playerを活用することで、各種のデスクトッププラットフォームから簡単にアクセスできるWebカンファレンス製品を提供することが可能になるとCiscoは説明している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ