住商情報システムと東洋ビジネスエンジニアリング、製造業向けERPで協業

住商情報システムと東洋ビジネスエンジニアリングは、製造業向けERPの分野で協業し、双方のパッケージを連携させる。

» 2005年09月28日 19時53分 公開
[ITmedia]

 住商情報システムと東洋ビジネスエンジニアリングは、製造業向けERPの分野で協業を結んだ。

 両社は、住商情報システムが提供してきた国産の基幹業務パッケージ「ProActive E2」と、東洋ビジネスエンジニアリングの生産管理パッケージ「MCFrame」の間でデータを連携させるためのインタフェースを共同で開発した。これにより、生産管理から原価管理、財務管理にいたるまで、一連の業務をシームレスに連携できるという。また、データを再入力する手間が省けるため、一連のプロセスに要する負荷を減らし、業務のスピードアップを支援するという。

 両製品ともOracle Databaseを採用している上に、データ統合の検証、確認を済ませたうえで提供されるため、顧客が個別に作りこみを行う場合に比べ、低コスト、短期間で導入できる点が特徴だ。

 両社は国内製造業の顧客を中心に、ProActive E2とMCFrameを組み合わせて販売するとともに、サポート体制の構築やプロモーション活動に取り組んでいく。両製品を組み合わせた価格は1800万円からで、今後3年間で20社への導入を見込む。

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