富士ゼロックス、「beat」に集中管理型インターネットVPNサービスを追加

富士ゼロックスは、中堅および中小規模事業所向けのセキュアネットワークアウトソーシングサービス「beat」に、小規模拠点を持つ企業向けのサービスを追加した。

» 2005年09月29日 20時10分 公開
[ITmedia]

 富士ゼロックスは9月29日、独自のセキュリティ技術を搭載した中堅および中小規模事業所向けのセキュアネットワークアウトソーシングサービス「beat」(ビート)のサービスとして提供してきたインターネットVPN複数拠点接続サービス「beat/connect」に加え、新たに複数拠点ネットワークの集中管理を支援する、低コストの小規模拠点向けインターネットVPNサービス「beat ブランチサービス」を追加した。

 企業におけるネットワークの利用が広がる中、安全で快適に業務を行うためには、高度なセキュリティ対策が必要だ。しかし、多くの中小規模の事業所では、そのための投資が負担となるなど、対策の確実な実施が難しい。「beat」の狙いは、そうした負担を軽減し、効率的なネットワークの構築を支援することにある。

 今回追加した「beat ブランチサービス」は、小規模拠点を持つ企業向けの集中管理型インターネットVPNサービス。各拠点は月額1万3800円から、「beat/basic」のセキュリティ機能をはじめとした各種サービスが利用できる(なお、管理拠点となる「ブランチハブ」においては、従来のbeat/basic基本サービス料金は月額1万8800円から)。

 QoS機能も搭載しているため、業務系システムでの利用にも適しているという。

 なお、富士ゼロックスでは年間5000契約を見込んでいる。

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