デル、Exchange Server用アーカイブシステムの構築パッケージを提供

デルは、企業のコンプライアンス支援の一環として、Exchange Serverのメールデータのアーカイブシステムを構築する「Exchangeメールアーカイブソリューションパッケージ」を発表した。

» 2005年09月30日 09時38分 公開
[ITmedia]

 デルは9月29日、企業のコンプライアンス支援の一環として、Exchange Serverで処理されるメールやジャーナルファイルを自動的に保管するシステムを構築するための「Exchangeメールアーカイブソリューションパッケージ」を発表した。

 米国では、Enronの破たん問題をきっかけに情報の開示や保存に関するさまざまな規制が課されるようになった。その1つに、電子メールの保存を求める米証券取引委員会(SEC)規制がある。Exchangeメールアーカイブソリューションパッケージはこうした規制を背景に、電子メールの保存に必要となるソフトウェア/ハードウェアをひとまとめに提供するものだ。

 パッケージには、SQL Server 2000を搭載したデルのIAサーバ「PowerEdge」とEMCのストレージ製品「EMC Centera」のほか、バックアップ用のソフトウェアとして「VERITAS Enterprise Vault」が含まれている。さらに、デル・プロフェッショナル・サービス事業部(DPS)によるコンサルティング/構築が提供されるため、短期間かつ低コストでメールデータのアーカイブシステムを実現できるという。

 パッケージの価格は、500ユーザーパッケージが1564万4790円から、1000ユーザーパッケージは1725万1290円から。

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