WindowsプラットフォームでOracle RACを、デルが推奨パッケージ

デルは、Windowsをプラットフォームとして、Oracleデータベースのクラスタ環境を構築するためのハードウェアパッケージ「Oracle On Windows」を発表した。

» 2005年10月04日 20時32分 公開
[ITmedia]

 デルは10月4日、Windowsをプラットフォームとして、Oracleデータベースのクラスタ環境を構築するためのハードウェアパッケージ「Oracle On Windows」を発表した。

 Oracle On Windowsは、Oracle Database 10gのクラスタ環境を容易に導入、構築できるよう推奨ハードウェアを組み合わせた、中堅/中小企業向けのパッケージ製品。一例として、同社のIAサーバ「Power Edge 6850」を用いた2ノード構成のシステムに、ファイバチャネル対応のストレージ「Dell|EMC CX300」やネットワークスイッチ「PowerConnect5324」などを組み合わせ、Windows Server 2003をセットにした形などがある。

 日本オラクルの「Oracle Database 10g Enterprise Edition」および「Oracle Real Application Clusters」に最適な構成としてデルが推奨する組み合わせとなっており、容易にOracle Database 10gのクラスタを構築できる点が特徴だ。また、大規模データベースやミッションクリティカルシステムへの拡張も可能という。

 導入に当たっては、デルのコンサルティング部門である「デル・プロフェッショナル・サービス事業部」(DPS)によるシステム提案やコンサルテーションが提供される。価格は個別見積もり。

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