Macromedia、Eclipseベースの新開発ツール発表

MacromediaはEclipseベースの開発ツールFlex Builder 2(コードネームZorn)とFlash Player 8.5のα版を発表した。

» 2005年10月07日 08時09分 公開
[ITmedia]

 米Macromediaは10月6日、オープンソースのEclipseをベースとした新開発ツール「Flex Builder 2」と、Flash Playerの新版を発表した。

 Flex Builder 2は、Zornのコードネームで呼ばれていた製品。Macromediaによれば、Eclipseをベースとして、Flash Platformでリッチなインターネットアプリケーションを開発でき、最近リリースされたオーサリングツール「Flash Professional 8」からリッチメディアコンテンツを取り込むことができる。

 このほか、Flex用のプログラミングモデルとコンポーネントライブラリ「Flex Framework 2」、企業のサービス指向アーキテクチャとの統合を深めた「Flex Enterprise Services 2」、データ仮想化のための拡張コンポーネント「Flex Charting Components 2」が同時発表された。

 Flash Player新版の8.5では、新しい仮想マシンによるランタイムパフォーマンスの高速化、デバッグ機能強化などが図られ、最新のECMAScript仕様に準拠したActionScript 3が組み込まれている。

 α版のFlex Builder 2とFlash Player 8.5は10月17日からダウンロード提供を開始し、α版のFlex Enterprise Services 2も後日リリース予定。いずれも来年上半期に正式リリースが見込まれている。

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