ベリサイン、OATHベースの二要素認証システムを発表

日本ベリサインは、OATHに基づいた二要素認証システム「ベリサイン ユニファイドオーセンティケーション(UA)」を発表した。

» 2005年10月13日 21時55分 公開
[ITmedia]

 日本ベリサインは10月13日、ワンタイムパスワードトークンを用いた二要素認証システム「ベリサイン ユニファイドオーセンティケーション(UA)」を発表した。

 ベリサインUAは、米VeriSignが提唱し、50社以上のベンダーが参加する仕様「OATH(Initiative for OpenAuTHentication)」フレームワークに基づいた認証システムだ。

 ワンタイムパスワードだけでなく、ICカードや電子証明書といった複数の認証手段を1つのプラットフォーム上に統合することにより、より強固な認証を実現することを目指している。また同じくOATHに基づいた他の認証管理ミドルウェアとの連携も可能だ。

 日本ベリサインではベリサインUAの第一弾として、ワンタイムパスワードトークンを用いた二要素認証システムを提供する。管理者が一括して登録するだけでなく、ユーザーが自らワンタイムパスワードトークンをアクティベートすることも可能なため、管理者による配布/管理の手間を省ける点が特徴だ。価格は、250ユーザーの場合で462万円からとなっており、11月28日より販売を開始する。

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