トランザス、VODコントロールサーバを発売

トランザスはSTBの動作やコンテンツをリアルタイムに集中制御・監視するVODコントロールサーバ用ソフトウェア「TRZ-CS501」の販売を開始した。

» 2005年10月18日 17時22分 公開
[ITmedia]

 トランザスは10月18日、STB(セット・トップ・ボックス)の動作やコンテンツを、リアルタイムに集中制御・監視するVODコントロールサーバ用ソフトウェア「TRZ-CS501」の販売を開始した。

 同製品は、コンテンツの内容による視聴可否、課金の有無などをSTBごとに制御・監視できるソフトウェア。利用者の年齢・性別に応じたコンテンツの配信制限や、STBをグループに分けて制御・管理が可能。

 また、途中停止した箇所からの視聴再生、視聴コンテンツのリアルタイムなステータス確認、課金制御など、VODサービスに必要な内容を標準で搭載する。Linux上で動作し、DBにはPostgreSQLを使用する。

VODサービスの情報を表示させたところ

 同製品は同社のSTB「TRZ8208」にバンドルする形で販売され、サーバライセンスはSTB1台あたり2000円。比較的低価格な価格体系でホテル・病院・学校といった場所への導入を狙う。

 同社では2005年末にストリーミングサーバ「TRZ-SSM2K」(仮称)の開発を完了する予定で、これに「コントロールサーバ」「STB端末」を組み合わせたVOD向けのトータルソリューションを提供する意向。

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