Intel、IPとマルチメディアサービス導入支援の新製品発表

IntelはLinux向けHMPソフトをバージョンアップし、最大120チャンネルのビデオに対応できるようにした。

» 2005年10月20日 08時48分 公開
[ITmedia]

 米Intelは10月19日、企業のネットワークでVoIPなどのIPサービスとマルチメディアソリューション導入を簡素化するハード・ソフトの新製品を発表した。

 このほど提供を開始した新ソフト「NetStructure Host Media Processing(HMP) Software Release 1.5 for Linux」は、最大120チャンネルのビデオに対応でき、ビデオメール、ビデオ発信者通知、ビデオポータルといったサービスに利用できる。

 マルチメディアサービス導入に関心がある中小企業向けには、「Converged Application Platform for the Distributed Enterprise」の参照設計とワーキングプロトタイプを公開。この設計ではIntelのプロセッサとホストメディアプロセシング技術を使い、ルータ、VPN/ファイアウォール、スイッチ、PBXなどのネットワーク機器を1つのデバイスに集約している。

 ホストメディアプロセシング技術は、企業のIPベースサービス導入を支援する「NetStructure Host Media Processing Software Release 2.0 for Windows」と「NetStructure Digital Network Interface Boards」にも利用。レガシー機器と新型のIPインフラを組み合わせた混在型のネットワークでIPベースサービスを導入できるようにする。向こう3カ月以内に提供開始の予定。

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