ITIL関連機能強化で効率化を支援、ユニアデックスが資産管理ソフトの新版

ユニアデックスは、ITIL関連機能を強化したIT資産管理ソフトウェアの新バージョン「ADMi-21 バージョン5.1」を10月31日より販売する。

» 2005年10月28日 15時27分 公開
[ITmedia]

 ユニアデックスは10月28日、IT資産管理ソフトウェアの新バージョン「ADMi-21 バージョン5.1」を10月31日より販売することを発表した。ITIL(IT Infrastructure Library)の管理プロセスに即した機能を拡張している点が特徴だ。

 ADMi-21は、PCやソフトウェアなど、企業内に存在するITリソースの構成やライセンス管理を一元的に行うためのシステム。セキュリティパッチの適用状況などもチェックできるほか、オプションを組み合わせれば、サービスレベルやキャパシティの監視と最適化も可能だ。

 新バージョンでは、IT運用管理のベストプラクティスであるITILの管理プロセスに沿った変更管理機能やりリース管理機能が追加された。システムに何らかの変更を加える場合、あらかじめその変更内容やリスクを評価した上で承認、変更の実装と監督を行うことで、運用管理業務のさらなる効率化を支援する。

 また新たなオプションとして、サードパーティ製の監視ツールと連携してインベントリ情報を自動的に収集する「Asset連携Kit」と、やはりサードパーティ製のツールと連動してネットワーク機器やサーバの稼動状況を監視し、障害関連情報を受け取る「Incident連携Kit」が追加される。

 ADMi-21 バージョン5.1の価格は250万円で、ITIL準拠の変更管理機能やリリース管理機能をオプションとして追加する場合の価格は50万円。またAsset連携KitとIncident連携Kitはいずれも50万円(サーバ1台の場合)。ユニアデックスでは今回のバージョンアップをこれまで提供してきたITILベースのコンサルティングと組み合わせ、企業の運用管理業務の効率化を支援していくとしている。

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