NEC、NAS「iStorage NSシリーズ」に中規模オフィス向け2製品を追加

NECは、NAS(Network Attached Storage)製品「iStorage NSシリーズ」の新機種、2製品を発表した。

» 2005年10月31日 19時35分 公開
[ITmedia]

 NECは10月31日、マイクロソフトのストレージサーバ専用OS「Windows Storage Server 2003」を搭載したNAS(Network Attached Storage)の新製品、2機種を発表した。

 「iStorage NS450」は、最大55TBの容量にまで対応可能な中〜大規模オフィス向けのラックマウント型NAS製品。SCSIファイバチャネル(FC)のほか、比較的安価なシリアルATA(SATA)のインタフェースに対応し、3種類のディスクアレイを搭載できる。またSATAディスクアレイ装置はRAID-6に対応しており、仮に2台同時にディスクに障害が発生してもシステムの継続運用が可能という。

 もう1つの「iStorage NS45P」は、中規模オフィスや部門をターゲットとしたタワー型のNAS製品。標準で400GBのSATA HDDを4台用いたRAID-5構成が提供され、最大記憶容量は1.6TB。また、プリントサーバ機能を搭載するほか、LTO-3テープ装置へのバックアップも可能となっており、部門オフィスでのファイルサーバおよびバックアップサーバとしても活用できる。

 価格は、iStorage NS450が72万円、iStorage NS45Pは49万8000円。いずれも11月30日より出荷が開始される。

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