アドビシステムズは、XML機能を強化したDTPソフトウェアの最新バージョン「Adobe FrameMaker 7.2」を発表した。
アドビシステムズは11月2日、企業向けDTPソフトウェアの最新バージョン「Adobe FrameMaker 7.2」を発表した。
Adobe FrameMakerは、技術マニュアルやカタログなどの作成を行えるDTPソフト。バージョン7.2ではマルチチャネルサポート機能により、印刷物の出力だけでなく、Adobe PDFやHTML、XMLといった形式での直接出力が可能となった。
またXMLオーサリング機能をさらに強化し、非構造化文書からXMLをベースとした構造化文書への移行を容易に行えるようになった。FrameMakerと同等のインタフェースを用いて、XMLのオーサリングやパブリッシングを簡単に行えるという。さらにXMLスキーマおよびXSLT(XSL Transformation)をサポートすることにより、XMLの処理/ワークフローの自動化が可能になった。
Adobe FrameMaker 7.2の価格は、Windows版の通常版は11万5500円、アップグレード版は2万7090円。Unix Personal版の通常版が19万1100円など。12月上旬より、同社のオンラインショッピングサイトおよび代理店を通じて販売を開始する。
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