プロティビティジャパンとTIS、日本版SOX法を視野に内部統制構築支援サービス

プロティビティジャパンとTISは、近い将来制定が見込まれる日本版SOX法への対応をにらみ、企業の内部統制構築評価に関する支援サービスを共同で提供する。

» 2005年11月07日 18時11分 公開
[ITmedia]

 プロティビティジャパンとTISは11月7日、近い将来制定が見込まれる日本版SOX法への対応をにらみ、企業の内部統制構築評価に関する支援サービスを共同で提供することを発表した。

 米企業改革法(SOX法)および7月に金融庁が公開した日本版SOX法の草案では、企業経営者に「ITガバナンス」、つまりITの活用による内部統制の確立が求められている。両社が提供するサービスでは、現状分析からコンサルティング、導入支援、システム構築支援にいたるまでを提供し、内部統制構築、評価のライフサイクル全般を支援するという。

 プロティビティジャパンは主に、内部統制プロジェクトに向けた教育とガイダンス、内部統制評価プロセスの企画立案サービスを提供する。またTISは、IT分野の内部統制構築評価に関わるコンサルティングや支援サービス、内部統制の維持、改善に必要なシステム構築といったシステムインテグレーションサービスを提供していく。

 両社は、単なる財務報告のためだけでなく、企業価値向上のための全社的リスク管理を支える内部統制構築評価という観点から、質の高い内部統制構築を支援していくとしている。

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