IBM、ミッドレンジ市場向けストレージアレイ「N5000」を発表

IBMは主要なストレージプロトコルをサポートする中小規模の企業向けストレージアレイ「IBM System Storage N5000」を発表した。

» 2005年11月09日 12時03分 公開
[ITmedia]

 米IBMは11月8日、ミッドレンジ市場向けのストレージアレイ「IBM System Storage N5000」を発表した。同社によれば、この製品は4月に発表したNetwork Applianceとの提携から得られた2番目の成果だという。8月に投入した小規模企業向けのN3700が最初の成果物とIBMは説明している。

 N5000は小規模から中規模の企業向けにNAS機能を提供するもので、高性能のミッションクリティカルなデータアクセス、ディスクからディスクへのバックアップ、WORM技術を用いたアーカイブ方法などを提供する。総合的なシステム管理から、災害からのリカバリーまで、30種類以上のソフトウェア機能を用意している。

 N5000シリーズではNAS、iSCSI、Fiber Channel SAN向けのFCPといった主要なストレージプロトコルをサポートしている。

 N5200は6万ドルから、N5500は8万5000ドルから。N5500とN5200との違いは高可用性、スケーラビリティ、パフォーマンスなど。IBMではシングルおよびデュアルのストレージコントローラを用意しており、12月9日に出荷開始を予定している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ