日本IBM、NetAppとの提携成果の第二弾となるミッドレンジNASを発表

日本IBMは、NetAppとの提携に基づく第二弾の製品として、ミッドレンジのNAS製品「IBM System Storage N5200」「同N5500」を発表した。

» 2005年11月15日 14時34分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは11月14日、ミッドレンジのNAS製品「IBM System Storage N5200」「同N5500」を発表した。12月9日より出荷を開始する。

 米IBMとNetwork Applianceは2005年4月にストレージ分野に関する戦略的提携を結んでおり、8月には第一弾の成果としてエントリレベルのNAS製品「IBM TotalStorage N3700」を発表していた。今回リリースされた2製品は、それに続くものだ。

 N5200は最大50TB、N5500は最大84TBのデータ容量を備え、非クラスタモデルと、コントローラをデュアル構成としたクラスタモデルの2種類が用意されている。価格はそれぞれ702万1800円から、1064万6800円から。

 特徴は、ファイバチャネルだけでなくシリアルATA(SATA)ドライブにも対応しているため、小規模なデータセンターでも比較的安価にバックアップシステムを構築できること。また、各種法令の遵守上求められるデータの長期保管に対応すべく、改ざんを防止するWORM(Write Once Read Many)技術もサポートしている。

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