東芝情報システム、RemedyとTripwireを活用した変更管理システム導入サービスを提供

東芝情報システムはBMCソフトウェアおよびトリップワイヤ・ジャパンと協業し、ITILに準拠した変更管理システム導入サービスの提供を開始した。

» 2005年11月15日 21時11分 公開
[ITmedia]

 東芝情報システムは11月15日、BMCソフトウェアおよびトリップワイヤ・ジャパンと協業し、ITILに準拠した変更管理システム導入サービスの提供を開始した。

 同社はこれまでもITILの導入支援サービスを提供してきたが、今回の協業に基づく新サービスでは、BMCソフトウェアのITサービス管理アプリケーション「Remedy IT Service Management for the Enterprise」(Remedy ITSM)と、トリップワイヤ・ジャパンの変更検知/整合性保証ソフトウェア「Tripwire」を統合させた形で提供。精度が高く、かつ自動化された変更管理システムを提供していくという。

 両製品を連動させることにより、Tripwireが検出した変更を、Remedy ITSMに含まれる「Remedy Help Desk」や「Remedy Change Management」に送信し、一元的に管理することができる。予定外の変更を早期に発見し、問題を兆候の時点で把握できるというメリットに加え、あらかじめ計画していた変更が予定通りなされたかどうかも確認できるため、ITILに沿ったより精度の高い変更管理プロセスを実現できる。

 Tripwireで検知した変更情報は、Remedy ITSM上の他のアプリケーションと連携させることも可能だ。

 東芝情報システムでは、導入コンサルティングから開発、実装、保守サポートまでをカバーする形で同サービスを提供していく。このため、顧客がツールの選択や導入作業に煩わされることなく変更管理システムを実現、使用できる点もメリットになるという。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ