MS、64ビットコンピューティングのロードマップ披露

サーバ版Longhornは32ビットと64ビット版の両方が登場するが、リリース2は64ビットのみとなる。中堅企業向けサーバソフトのCentroも64ビット版のみリリース予定。(IDG)

» 2005年11月16日 08時36分 公開
[IDG Japan]
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 Microsoftは11月15日、バルセロナで開催したIT Forum 2005カンファレンスで、顧客を64ビットコンピューティングに移行させるためのロードマップを披露し、管理製品/サーバ製品複数のアップデートを発表した。

 Microsoftのサーバ版Longhornは32ビットと64ビット版の両方が登場するが、2009年に予定されているLonghornのリリース2は64ビットのみとなる。Microsoftサーバ/ツール事業部の上級副社長、ボブ・マグリア氏が講演で明らかにした。

 また、現在「Centro」と呼ばれている製品は、中堅企業向けサーバソフトのセット製品だが、2007年ごろにやはり64ビット版のみがリリースされる。Small Business ServerのLonghornも64ビットのみになるとマグリア氏。

 ビジネス部門社長のジェフ・レイクス氏は、コードネーム「Office 12」と呼ばれるオフィススイートの次期メジャーリリースをプレビューした。同氏によれば、Office 12の初のβは11月21日の週にリリースされ、その後2006年4〜6月期に大型のβリリースを予定している。正式版は来年秋に登場予定。これは通常、10月ごろを意味する。

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