D2D2T対応で長期のデータ保管にも対処、CAがバックアップソフトの新バージョン

コンピュータ・アソシエイツは、D2D2Tに対応した企業向けバックアップ/リカバリソフトの最新版「BrightStor ARCserve Backup r11.5日本語版」を発表した。

» 2005年11月16日 19時21分 公開
[ITmedia]

 コンピュータ・アソシエイツは11月16日、企業向けバックアップ/リカバリソフトの最新版「BrightStor ARCserve Backup r11.5日本語版」を発表した。Windows版のほかLinux版、UNIX版が用意されており、12月6日以降、順次出荷が開始される。価格は、Linuxサーバ版が9万8000円から。

 BrightStor ARCserve Backupは、ローエンドからエンタープライズクラスまでに対応した、異機種混在環境でのバックアップ/リストアが可能なソフトウェアだ。

 新バージョンでは、e-文書法をはじめとする各種法規制への対応上からも注目が集まっているD2D2T(Disk to Disk to Tape)環境に完全対応した。サーバ上のデータをディスク、あるいはテープに直接バックアップする場合に比べ、所要時間の短縮やアプリケーションの可用性の向上、管理者の負荷軽減などのメリットが見込める。

 また、徐々に浸透しつつある64ビットプラットフォームにも対応した。保持されているデータだけでなく、バックアップクライアント上のWindowsシステム・レジストリやシステム設定ファイル、Volume Shadow Copy Service(VSS)ライタなど、64ビットシステムのバックアップに必要な機能も提供するという。

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