Verizon Wireless、携帯にスパム送信の業者を提訴

Verizon Wirelessは、加入者の携帯電話に大量の迷惑メールを送りつけたとして、フロリダ州のPassport Holidaysを提訴した。

» 2005年11月24日 08時06分 公開
[ITmedia]

 米携帯電話会社のVerizon Wirelessは11月23日、加入者に大量の迷惑メールを送りつけていた業者を米ニュージャージー州の連邦地裁に提訴したと発表した。

 訴えによれば、フロリダ州のPassport HolidaysはVerizon Wireless加入者の携帯電話に宛てて、10月に9万8000通のショートテキストメッセージを送信。バハマへのクルーズが当たったと称し、すぐに電話してこの賞を受け取るようにと呼び掛けていた。

 Passport Holidaysが「自動ダイヤル」装置を使って携帯電話宛てに大量のテキストメッセージを送信していたのは米連邦法に違反するとVerizon Wirelessは主張。さらに、このメールでは詐欺的な手法を使って送信元を隠し、Verizon Wirelessが使っているスパム防止フィルターをくぐり抜けたとして、こうした行為の停止をPassport Holidaysに命じるよう求めている。

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