ACCESSがSourceForge Enterprise Editionをグループ全社的に導入

ACCESSが開発の効率化のために、Webベースの開発コラボレーションソフトウェア「SourceForge Enterprise Edition 4.2」を採用した。

» 2005年11月29日 13時17分 公開
[ITmedia]

 VA Linux Systems Japanは11月29日、Webベースの開発コラボレーションソフトウェア「SourceForge Enterprise Edition 4.2」(SourceForge EE)を、情報家電向け組み込み型インターネットソフトウェアを手掛けるACCESSが全社導入したことを発表した。

 ACCESSが開発コラボレーション環境の導入に踏み切ったのは、外部の開発パートナーベンダーや海外子会社との成果物や情報の共有を効率化することと、社内の開発プロジェクトチーム内での高度な情報共有、連絡事項の周知、進捗管理なども含めたソリューションへのニーズから。

 7、8社の障害管理ツール、コラボレーションツールを検討した結果、SourceForge EEが持つ集中型のリポジトリや柔軟なアクセスコントロール機能を評価し、今回の導入となった。

 導入されたライセンスは500。これはACCESSの連結対象の従業員を合わせた数に近いため、全グループ会社での導入を想定したものであるといえる。また同社は、2005年11月に米国PalmSourceを買収している。ACCESSでは、事業の成長に合わせてさらなるライセンスの増強を進める計画であるとしているため、今後、PalmSourceでもSourceForge EEが採用されることも予想される。

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