Issue Dealer――問題の共有

ビジネスの根幹は問題点の解決にある。問題の中にこそ次のビジネスチャンスが眠っている。そうしたビジネスチャンスを逃さないためにも、問題の共有が重要となる。

» 2005年11月30日 22時52分 公開
[中津川篤司,ITmedia]

 ビジネスの本質は問題点の解決にある。また、問題の中にこそ次のビジネスチャンスが眠っている。そうしたビジネスチャンスを逃さないためにも、問題の共有が重要となる。

 ここで紹介するオープンソース・ソフトウェアはIssue Dealer、情報共有ソフトウェアだ。

Issue Dealer Issue Dealer(公式サイトデモより)

 Issue Dealerでは問題はもちろん、目標やアイデア、情報や質問といった項目でタスクを追加できるほか、それぞれサブタスクを設けることもできる。イメージとしては、項目が区切られたWikiといったところだ。行える作業はかなり幅広い。さらにWebDAVやFAQ、ブログといった形式を指定して内外に発信できる。

 企業は規模が大きくなるにつれ、問題点の内包化が進む。あえてツールを導入してでも、共有を進めなければならない。問題が小さなうちに対応することで、モチベーションの低下や、問題の拡大を抑えることができる。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

content on this article is licensed under a Creative Commons License.

注目のテーマ