CSSED――専用ツールのありがたみ

Webサイト構築では、CSSのプロパティにどういったものがあるかを調べるのが手間である。ここではGTK2によるCSSエディタを紹介する。

» 2005年11月30日 23時58分 公開
[中津川篤司,ITmedia]

 最近のWebサイト構築はテーブル組みを使用せず、Divタグとidまたはclassを指定し、後はCSSファイルで制御するケースが増えてきた。

 ブラウザ互換の問題はあるが、あまり複雑なデザインにしないようにするか、多少ブラウザごとの違いを調べれば解決できる。むしろ面倒なのはCSSのプロパティでどういったものがあるのかだ。

 ここで紹介するオープンソース・ソフトウェアはCSSED、GTK2によるCSSエディタだ。

CSSED CSSED

 GTK2 for WindowsをインストールすればWindows上でも動作する。独特の処理の遅さはあるが、フォントを指定すれば日本語も表示可能だ。

 プロパティの一覧や、検証の機能もある。色の選択やボックスの作成時には専用のウィンドウがあるので作業をスムーズに行える。また、指定したプロパティをたたんで隠しておくことも可能だ。

 ITが高度になればなるほど、専用ツールが欲しくなる。専用ツールは調べる手間も、作業ミスも軽減してくれる。ツールとしても、リファレンスとしても使えるソフトウェアだ。

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