NEC、WS-BPEL対応のSOA基盤製品群を発売

NECは、SOAに基づいた業務モデリングからシステム開発、運用、監視までを実現する基盤製品群「ActiveGlobe Process Convergence」の販売を開始した。

» 2005年12月01日 13時43分 公開
[ITmedia]

 NECは11月30日より、SOAに基づいた業務モデリングからシステム開発、運用、監視までを実現する基盤製品群「ActiveGlobe Process Convergence」の販売を開始した。

 ActiveGlobe Process Convergenceは、ビジネスプロセスの分析、シミュレーションを行うモデリングツールやEclipse対応の開発環境、システム連携に必要なメッセージ交換を一元的に行うエンタープライズサービスバス(ESB)機能などから構成されている。また、認証/ID管理などを担うセキュリティ機能、ビジネスプロセスの処理状況を把握する監視/ポータル機能なども含まれている。

 特徴は、OASISによって標準策定作業が進んでいる「WS-BPEL 2.0」に対応していること。これにより、事業環境の変化に応じてビジネスプロセスを迅速に変更できるという。

 NECではActiveGlobe Process Convergenceをベースに、SOAに基づく業種別のシステムモデル構築やじしゃ業務パッケージのSOA対応などに取り組んでいく。

 ActiveGlobe Process Convergenceの価格は985万円から。ビジネスプロセスモデリング機能、開発環境は同日より出荷を開始し、ESBをはじめとするそれ以外の機能は2006年上半期にリリースされる予定だ。NECでは今後3年間で300システムの販売を見込む。

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