日本ビジネスオブジェクツは、ビジネスインテリジェンススイートの新バージョン「BusinessObjects XI Release 2」の販売を開始した。
日本ビジネスオブジェクツは12月1日より、ビジネスインテリジェンススイート製品の新バージョン「BusinessObjects XI Release 2」の販売を開始した。12月20日より出荷される。
BusinessObjects XIは、スコアカードに基づきパフォーマンスを管理する「Performance Manager」やレポーティングツール「Crystal Reports Server」、クエリ/分析ツールの「Web Intelligence」「OLAP Intelligence」などから構成されるビジネスインテリジェンス製品群だ。
新バージョンではこのうちクエリ機能を提供するWeb Intelligenceが大幅に強化され、異なるデータソースから実績と予算データを検索し、1つの表やチャートとして表示できるようになった。さらに、SQL文入力や関数の充実といった機能追加が施されている。
また、これまで「BusinessObjects」の名称で提供されてきたフルクライアント製品を「Desktop Intelligence」に改め、XIに対応させた。これまでにフルクライアント環境で構築してきた資産を、XI上でそのまま利用することができる。
また、ビジネスインテリジェンスを利用したことがないユーザーでも質問を選択するだけで必要な回答を得られるようにする「Intelligent Question」やすべてのめたデータを統合する「Metadata Manager」といった機能も提供される。リリース時は英語版での提供だが、2006年春以降に日本語化される予定だ。
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