Intel、マレーシアの施設拡大に2億3000万ドル

Intelは、マレーシアの研究施設に2億3000万ドルを投入して規模を拡大する。同社は12月6日、インドへの10億ドル投資を発表している。(IDG)

» 2005年12月09日 17時17分 公開
[IDG Japan]
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 米Intelは、2億3000万ドルを投じてマレーシアのクリムにあるテストおよびアセンブリ施設を拡大する。同社の広報が12月8日認めた。

 この計画は、同社のクレイグ・バレット会長がマレーシアを訪問中に明らかにしたもので、同社の広報ノーヒザム・カディール氏によれば、施設稼働時には約2000人を雇用する予定という。新施設が製造を開始する具体的な時期については明らかにされなかった。

 Intelサイトによれば、現在クリムにある工場の従業員数は2500人で、プロセッサのパッケージングとモバイルモジュールの生産が行われている。既に建設工事が進められているが、新施設で手掛けられる製品に関する情報はない、とカディール氏は話している。

 この発表は、今週Intelがアジアで発表した2番目に大きい投資となる。12月5日、同社はインドに10億ドル超を投資すると発表した。ベンチャーキャピタル資金として2億5000万ドルが、また向こう5年間で8億ドルがインドでの業務拡大に向けて投じられる。

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