NEC、インドでソフトウェア開発合弁会社の運営を開始

» 2005年12月12日 17時54分 公開
[ITmedia]

 NECとNECシステムテクノロジーは12月12日、インド共和国政府から設立と営業の許認可を得て、新会社「NEC HCL System Technologies Limited」の操業を開始したことを明らかにした。同社は、6月にインドのITサービスプロバイダーであるHCL Technologies(HCLT)と高度なソフトウェア領域の開発を行う合弁会社の設立を発表し、準備を進めていた。

 NEC HCL System Technologiesは、デリー市郊外のノイダ市にあるソフトウェアテクノロジーパークに本社オフィスが置かれている。人員は、設立当初は約50名、3年後には300名を超える規模に拡充する計画という。

 新会社はNECグループがインドで初めて設立した開発事業拠点であり、当面はNECとNECグループ企業向けのセキュリティ分野や組み込みソフト、ネットワーク関連分野のソフトウェア開発、ハードウェア開発設計、ソフトウェア領域で、研究開発を行う予定としている。将来的にはグローバルに通用する自社製品の開発を行うことも視野に入れている。

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