SOX法対応も支援、ワイ・イー・データがExchangeデータ回収ソフトの新バージョン

ワイ・イー・データは、検索機能を強化したメールデータ回収・回復ソフトウェアの新バージョン「PowerControls 4.0」を発表した。

» 2005年12月15日 12時05分 公開
[ITmedia]

 ワイ・イー・データは12月15日、メールデータ回収・回復ソフトウェアの新バージョン「PowerControls 4.0」を発表した。

 PowerControlsは、米Ontrackが開発したMicrosoft Exchange Server向けのメール回収・管理ソフト。稼動中のExchange Serverと同一の環境を構築することなく、バックアップデータに含まれるEDBファイルやOutlookのPSTファイルを読み取り、メール本文や添付ファイルなどを回収し、検索できるようにする。

 新バージョンでは検索機能が強化され、メールの日付や表題だけでなく、添付ファイル名や添付ファイル中に含まれる単語などをキーに検索を行ったり、過去の検索条件の履歴を確認できるようになった。また対応バックアップソフトが拡大し、NT BACKUPやVeritas BackupExec、Legato NetWorkerのほか、「CommVault Galaxy Backup&Recovery」「UltraBac」がサポートされる。

 ワイ・イー・データではPowerControls 4.0を、障害発生時のメール復旧ツールとしてだけでなく、SOX法および日本版SOX法に対応したメール保管を支援するためのツールとしても提供していく。価格は、1サーバ/100メールボックスの場合で17万8290円。

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