F5ネットワークとCTC、アプリケーショントラフィック管理で協業

F5ネットワークスは、アプリケーショントラフィック管理アプライアンス「BIG-IP」の販売でCTCと提携した。

» 2005年12月21日 11時54分 公開
[ITmedia]

 F5ネットワークスジャパンは12月21日、アプリケーショントラフィック管理アプライアンス「BIG-IP」の販売で伊藤忠テクノサイエンス(CTC)と提携したと発表した。

 両社は、SSL VPNアプライアンス「FirePass」の販売で協業してきたが、協業の範囲をアプリケーショントラフィック管理にまで拡大する。F5ネットワークスとしては、CTCの全国的なネットワークを通じてBIG-IP製品を幅広い企業に提供するのが狙い。CTCはITインフラからアプリケーションにわたるシステムインテグレーション力をさらに強化する。

 BIG-IPは、サーバやネットワークの状態に応じてトラフィックを最適に制御するアプリケーショントラフィック管理装置で、レイヤ7のサーバロードバランスに加え、アプリケーションフルプロキシとしてコネクションを終端しフローベースの処理を行うなどの機能を搭載する。また10月には、Webアプリケーションファイアウォール機能を付加する「BIG-IP アプリケーション・セキュリティ・モジュール」も提供されている。

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