エージーテック、.NET開発環境向け難読化ツールの最新版を発売

エージーテックは、米PreEmptive Solutionsの.NET開発環境向けの難読化ツール「Dotfuscator」の最新版を発売した。

» 2005年12月21日 16時29分 公開
[ITmedia]

 エージーテックは12月21日、米PreEmptive Solutionsの.NET開発環境向けの難読化ツール「Dotfuscator」の最新版を発売した。

 .NET環境で実行されるソフトウェアは、「MSIL」(Microsoft Intermediate Language)と呼ばれる中間言語の形で存在する。このため、プログラムの協調性や移植性が高いが、反面リバースエンジニアリングの危険性が存在している。Dotfuscatorは、MSILを対象に、タイプ、メソッド、フィールド名などを短縮された文字に置き換えることで、逆コンパイルを困難にする。

 最新版となるVersion 3.0では、.NET Framework 2.0に対応したほか、「Visual Studio 2005」により密接に統合され、使いやすさとセキュリティ対策を向上させたという。Visual Studio 2005には、基本機能に限定した「Dotfuscator Community Edition」がバンドルされている。

 エージーテックでは、標準的な難読化を行う「Dotfuscator Standard Edition」と、商用アプリケーション向けの高度な難読化を行う「Dotfuscator Professional Edition」を販売する。価格は、Standard Editionのパッケージ版が7万1400円、ダウンロード版が6万900円、Professional Editionのパッケージ版が24万9900円、ダウンロード版が22万8900円となっている。

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