ITR、日本版SOX法をにらんだITマネジメント評価サービス

ITRは、日本版SOX法などへのコンプライアンスに向けたITマネジメント成熟度評価サービス「IT@Governance」の販売を開始した。

» 2006年01月10日 15時02分 公開
[ITmedia]

 アイ・ティ・アール(ITR)は1月10日、日本版SOX法などへのコンプライアンス(法令順守)に向けたITマネジメント成熟度評価サービス「IT@Governance」の販売を開始した。

 2008年の施行を目指して検討されている日本版SOX法など、企業のIT部門にもコンプライアンスや内部統制に対する要請が強まっている。しかし、多くの企業は何から手を着ければ良いのかなど、課題の入り口でつまずいているため、同社の経験を基に、課題の抽出とアナリストが提言を行うことで、コンプライアンス対策を支援する。

 IT@Governanceでは、1000問程度の○×式の調査票を利用して、「IT戦略マネジメント」「ITリスク・マネジメント」「ITアーキテクチャ・マネジメント」など9つの視点で評価し、結果をグラフ化、現状とあるべき姿のギャップを明確にする。IT内部統制については、IT部門が責任を負う「IT全般統制」に焦点を当てて評価するという。

 アナリストによるオリエンテーション、確認会、最終報告会などを含めて最短で3週間で調査から報告までを完了させる。標準プログラムの価格は200万円。初年度50社を見込んでいる。

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