ネクスト・イット、デュアルプロセッサ搭載でスループット3Gbpsを実現するUTMアプライアンス

ネクスト・イットは、同社が販売代理店となっている米アスタロー・アーゲー製の大企業向けUTMアプライアンスの最上位モデル「ASG 525」をリリース。デュアルプロセッサやアクセラレーションカードの採用による高スループットが特徴。

» 2006年01月19日 13時31分 公開
[ITmedia]

 ネクスト・イットは1月19日、米アスタロー・アーゲー製のUTM(統合脅威管理)アプライアンスの最上位モデル「Astaro Security Gateway(ASG)525」の販売を開始した。従業員1000〜2000人規模の大企業がターゲット。

 ASGはファイアウォール、VPNゲートウェイ、IPS(不正侵入防御)、ウイルス対策、スパム対策、フィッシング対策、URLフィルタリングといったセキュリティ対策機能を1台のハードウェアに集約したUTMアプライアンス。ソフトウェアベースの「Astaro Security Gateway Software」も提供されている。

 新機種のASG525では、デュアル構成のインテルXeon/3.2GHzプロセッサ、4GBのDDR2メモリ、アクセラレーションカードを搭載することによりファイアウォール部のスループットで3Gbps以上を実現した。また、ホットスワップ可能な120GBのシリアルATA RAIDディスクの二重化、電源の冗長化で運用における信頼性を向上させた。

 機種は、ギガビットイーサネット×10ポートのカッパーポートタイプと、ギガビットイーサネット×10ポートのうち、4ポートが1000BASE-SX/LXミニGBICでファイバポートをサポートするタイプがある。基本ソフト使用ライセンス、保守料などを含めた価格は、カッパーポートタイプが690万円、ファイバポート対応タイプが730万円。冗長化オプションはそれぞれ374万円、412万円となる。

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