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» 2006年01月24日 12時20分 UPDATE

Lotusphere 2006 Orlando Report:オープン化と革新が加速、Hannoverで新境地を開くNotes/Domino (1/2)

Lotus Notes──成熟した製品と見られがちだが、さらに革新のスピードを加速している。オーランドの「Lotusphere 2006」では、「Hannover」の初めてのデモが披露されたほか、Domino次期版の概要も発表された。

[浅井英二,ITmedia]

 昨年のLotusphereで「20周年」を祝ったLotus Notes──成熟した製品と見られがちだが、さらに革新のスピードを加速している。米IBMでLotus SoftwareのGMを務めるマイク・ローディン氏は、「テクノロジーは障害を乗り越え、世界のギャップを縮めている。その革新は不可能を可能にする。われわれは革新を提供し続けなければならない」と話す。

rhodin01.jpg Lotus Software部門の開発責任者を3年間務めたローディン氏。半年前、ゴヤール氏からGMを引き継いだ彼は、「革新の継続」を強調する

 米国時間1月23日、フロリダ州オーランドのウォルトディズニーワールドで本格開幕した「Lotusphere 2006」のオープニングキーノートでは、昨年を大きく上回る約6000人の顧客やパートナーらが早朝からホテルのボールルームに集まった。

 「コラボレーション」とは何かを示し、常にこの市場をリードしてきたIBMは、このLotusphereで、Notesクライアントの次期メジャーアップグレードとなる「Hannover」(コードネーム)の初めてのデモを披露したほか、Dominoの次期版の概要を発表した。また、リアルタイムコラボレーションプラットフォームの最新版「Sametime 7.5」を発表し、「リアルタイム・ビジネス」という、コラボレーション製品が今後実現すべき方向性も示した。

 1989年にLotus Notes R1がリリースされて以来16年、その累積出荷シート数は実に1億2500万に上る。しかも、そのうち1億2300万シートは、IBMに買収されて以降のものだ。2005年の売上高は、同社の主要ソフトウェア製品では最も高い2桁成長を遂げ、市場シェアも幾つかの調査結果が増加を報告しているという。最新版であるNotes/Domino 7は、ダウンロード開始からまだ半年足らずだが、300万ユーザーがNotes 7にアップグレードし、Domino 7のダウンロード数も7万に達している。

 IBMはまた、今回のLotusphereで、Macintoshのサポート強化を発表し、顧客らに選択肢の幅を広げた。Notes 7がMac OS Xバージョン10.4(Tiger)をサポートするほか、新しいインテルベースのMacも6月にサポートするという。さらにブラウザベースのメッセージクライアントであるDomino Web Accessも、Macで動作するFirefoxブラウザから利用できるようになった。

アクティビティを軸にしたコラボレーション

 年内にβテストを行い、2007年にリリースが控えているのが、コミュニケーションをより「迅速」「簡単」かつ「自然」にすべく開発が進められている「Hannover」とDominoの次期メジャーアップグレードだ。

 オープニングキーノートでは、「Activity-Centric Computing」を中心としたHannoverの新機能が実際にデモされた。

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