沖電気、SS9100と連携するアプリケーションソフトの機能を強化

沖電気工業は、IPテレフォニーサーバ「SS9100」と連動するアプリケーションソフト「Com@WILLアシスタント」と「Com@WILLソフトフォン」の機能強化版を発表した。

» 2006年01月25日 17時23分 公開
[ITmedia]

 沖電気工業は1月25日、IPテレフォニーサーバ「SS9100」と連動するアプリケーションソフトウェア、「Com@WILLアシスタント」と「Com@WILLソフトフォン」の機能強化版を発表した。

 SS9100は、IPテレフォニーサーバとしての機能に加え、CRMやERPといった業務アプリケーションとIP-PBXをMicrosoft .NET上で統合する機能も備えた製品だ。沖電気ではSS9100とシームレスに連携できるアプリケーションソフト群として「Com@WILLシリーズ」を提供するほか、パートナー支援プログラムも展開してきた。

 Com@WILLアシスタントは、Webブラウザと連動してプレゼンス表示やクリック発信といったコミュニケーション機能を提供するツールだ。機能強化によって、「Lotus Notes」や「desknet’s」といったサードパーティ製グループウェアとの連携が可能になった。これらグループウェアの画面に表示されている電話番号やメールアドレスから自動的にコンタクトリストを生成し、コミュニケーションを取れるようにする。

 また、Com@WILLソフトフォンには、プレゼンス情報とスケジューラを連携させる機能が追加された。Microsoft Office Outlookの予定表にある情報をCom@WILLソフトフォンに自動的に反映し、表示することができる。同時に、日本語版に加え、英語版と中国語版がリリースされた。

 価格はいずれもオープンプライス。沖電気では今後3年間で、Com@WILLシリーズで1000セットの販売を見込む。

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