OracleからSQL Server 2005への移行を支援、MSがツールを無償提供

マイクロソフトは、OracleデータベースからMicrosoft SQL Server 2005への移行を支援するマイグレーションツールの無償ダウンロード提供を開始した。

» 2006年01月25日 17時48分 公開
[ITmedia]

 マイクロソフトは1月25日より、OracleデータベースからMicrosoft SQL Server 2005への移行を支援するマイグレーションツール「SQL Server Migration Assistant for Oracle 日本語版」(SSMA for Oracle)の無償ダウンロード提供を開始した。

 SSMA for Oracleは、Oracle 8.3以上のデータベースからSQL Server 2000/2005への移行作業を効率化、自動化するためのツール。移行に先立つデータベースの評価にはじまり、スキーマの変換やデータ移行、ストアドプロシージャや関数といったデータベースオブジェクトの変換といった作業を自動化する。また、移行作業が確実に行われたかどうかを確認することも可能だ。

 マイクロソフトは同時に、SSMA for Oracleを用いてSQL Server 2005への移行作業を行うのに必要なスキルを習得するための無償トレーニングを全国7都市で開催。さらにシステム・テクノロジー・アイと共同で、Oracle Master資格取得者を対象としたSSMA for Oracleのオンライントレーニングを開発し、提供していくという。

 同社は一連の取り組み、および他社製データベース製品からの乗り換えキャンペーンを通じて、2005年11月に発表されたSQL Server 2005への移行を促進する。SSMA for Oracleは同社Webサイトより無償でダウンロード可能だ。

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