アイコム、無線IP電話の通話エリアを拡張するAPを発売

アイコムは無線LANアクセスポイント「AP-50SW」を2月1日に発売する。IEEE 802.11a/gの同時通信をサポートし、通話エリアの拡張に最適な製品だ。

» 2006年01月27日 18時18分 公開
[ITmedia]

 アイコムは無線LANアクセスポイント「AP-50SW」を2月1日に発売する。価格はオープン価格。

AP-50SW 無線アクセスポイント「AP-50SW」

 同社はSOHO向けのIP携帯電話端末や無線IP電話ルータなどのIP電話システムを販売するが、AP-50SWはIP電話の通話範囲の拡張用に用意されたアクセスポイント(AP)。IEEE 802.11a(W52/W53)/gのデュアルバンドによる同時通信が可能で、無線IP携帯端末とAP間との通信を802.11g/bで、AP間の通信を802.11aでという具合にデータ、通話それぞれの通信を区分する使い方ができる。

 また、無線LAN通信を高速化するSuper AG、通信可能範囲を広げる技術XR(eXtended Range)をサポートする。セキュリティ機能は、WPA2、IEEE 802.1x/EAP、OCB AESなどを利用できる。PoEによるLANスイッチなどからの電源供給が可能。

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