オートバックス、ECサイト分析にOpenOLAPを採用

ECサイト「autobacs.com」でLinux、Tomcat、PostgreSQL、OpenOLAPなどを用い、顧客ニーズの把握を目的としたシステム構築が実施された。

» 2006年01月31日 09時28分 公開
[ITmedia]

 オートバックス、スーパーオートバックスなどのカー用品店舗などを運営するオートバックスセブンは、マーケティング目的でアイエイエフコンサルティングの開発したオープンソースのOLAPツール「OpenOLAP」を採用。

 同社のECサイト「autobacs.com」において、顧客満足度の向上、来店率の改善を目指しアクセスログ解析に役立てるシステム構築となる。

 2005年10月からテスト運用が開始されており、その後、OpenOLAP利用で有効なレポート作成、更新が行えるようになったため、2005年12月から本格運用を開始した。

 これにより、上記ECサイトにおいて会員プロファイル、売上げ、車検申し込み、商品などのデータ蓄積をOpenOLAPで分析し、月次販売状況レポート出力や会員構成の変化、そして特価品の売れ行き状況などを効果測定可能となったという。

 「OpenOLAP」は、情報処理振興事業協会(IPA)のオープンソースソフトウェア活用基盤整備事業の支援を受け、アイエイエフコンサルティングが開発したオープンソースソフトウェア。2004年2月28日から公開されている。

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