NEC、障害解析可能なAPサーバ構築パッケージを中小企業向けにリリース

NECはアプリケーション障害解析が容易なWebアプリケーションサーバ構築パッケージを中堅中小企業向けに販売開始した。Express 5800サーバとWebLogic、障害解析を容易にするミドルウェアをパッケージ化した。

» 2006年02月01日 16時18分 公開
[ITmedia]

 NECは2月1日、アプリケーション障害解析が容易なWebアプリケーションサーバ構築パッケージ「Express5800 APPack」を中堅中小企業向けに販売開始した。価格は109万円からで、2月中旬より出荷を開始する。

 Express5800 APPackは、IAサーバ「Express5800」とBEAシステムズの「BEA WebLogic」、そして障害発生時の自動復旧や障害解析情報の収集などを行う業務構築運用ミドルウェア「MCOne」を組み合わせたパッケージ製品「MCLogic」を、小中規模の業務システムの初期導入用に最適化したスターターセット的な製品。

 Webアプリケーションサーバは、WebLogicの同時接続数を絞った「MCLogic SMB Edition」をExpress5800に組み込んだものになる。本番システムの稼働中や障害時に記録を蓄積し、アプリケーションの障害解析を容易にするMCOneの機能が利用できる。また、WebLogicのストール障害の解析や復旧処理の自動化が可能。なお、セットに含まれるExpress5800は、規模・用途に合わせて2機種を用意する。

 パッケージの販売に併せて、ソフトウェアのインストールなどのセットアップ代行サービスも行う。

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